CPモデル製の精密なホワイトメタルモデルになります。1982年のF1グランプリに参戦したマシンになります。ドライバーはブラジルのチコ・セッラ。1974年にF1チャンピオンであるエマーソンと兄のウィルソンで設立された「コパスカー」。1980年からはフィッティパルディに名前を変更しましたが、その2年後には成績不振によりF1から撤退しました。たった6回しか走れず、最高位も7位とパッとしないマシンではありますが、だからこそモデルが存在している事が奇跡と言えますね。スパークやミニチャンプスでは、この超マニアックとも言えるマシンをモデル化することは、採算の都合上不可能だと思います。当時、国際貿易がイタリアのCPモデルに特注する形で販売されました。完全予約生産かつ、定価16000円だったので本当にマニアな方しか買っておらず、中古市場に出回ることは非常に稀かと思います。レジンの大量生産モデルとは違い、made in Italyのハンドメイドですので独特の暖かみがございます。材質もホワイトメタルですので、かなりずっしりとしておりますね。かといって極端に古いモデルではないので、サスペンションやコクピットは現代的な仕上がりです。購入後は暗所保管しておりましたので、外箱、本体ともに美品です。お探しの方はこの機会に是非。